市職員が年金保険料を不正免除容疑で逮捕
宮崎県警は16日までに、特定の男性の国民年金保険料が免除されるよう虚偽の文書を作成したとして、虚偽公文書作成の疑いで、宮崎県えびの市職員山之内陸子容疑者(60=えびの市東川北)を逮捕した。
逮捕容疑は、市民課に在籍していた2007年ごろ、本来は免除条件を満たさない同市内の30代男性の国民年金保険料が全額免除となるよう、虚偽の文書を作成した疑い。市によると、この男性の親族はえびの市議という。県警は文書作成の背景などを調べている。
市は今年6月、山之内容疑者が男性の保険料計約100万円を不正に免除させたとして停職6カ月とし、8月に県警に告訴していた。(共同)